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Channel: BUSINESS – COURRiER Japon NEWS
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ついにシリコンバレーが「高齢者向けビジネス」に参入しはじめた!

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シリコンバレーでは、これまで若者向けのテクノロジー開発が主流だった。だが、米国でも急速に高齢化が進むなか、シニア世代をターゲットにしたビジネスが注目を集めていると米「ファスト・カンパニー」誌が報じている。

有名な“起業家養成所”Yコンビネーター出身のカイ・スティンシュコムは、祖母がクレジットカード詐欺にあったことからシニア専用のデビットカードサービス「トゥルー・リンク・フィナンシャル」を設立。不審な引き落としがあった際には、指定した相手にSNS経由で連絡があるので、高齢の家族が遠方に住んでいる場合でも安心だ。

「スティッチ」は50歳以上を対象にした出会い系サイトだ。高齢者は孤独な生活に陥りやすいが、オンラインで出会いを求めることには抵抗がある。そこで同サイトは、ロマンスの相手よりも趣味が合う友人を探すことをメインに謳った。このコンセプトが当たり、利用者数を増やしている。

祖母の介護者を探すのに苦労したカイル・ヒルは、その経験をもとに「ホームヒーロー」社を設立。同社のサイトは、住所や希望するスキルを入力するだけで、条件に該当する介護者を12分以内に見つけてくれる。

医療系企業専門の投資会社に勤めるマット・カールズは言う。

「起業家たちの多くは、市場の将来性に魅せられただけでなく、『家族や自分に今後起こり得る問題を解決する』という使命感に駆られているのです」

PHOTO:COURTESY OF HOMEHERO


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